今は子どもがほしくありません。どうしたらよいですか?

• いまはまだ子どもはほしくない、と思うなら、避妊をすることで妊娠をさけましょう。
• 日本では、女性だけでできる避妊法が少ないです。男性の協力がとても大切です。男性は責任をもって一緒に考えましょう。
• いわゆる「安全日」(避妊しなくても妊娠しない日)はありません。月経のある女性は、いつでも妊娠する可能性があります。

日本で使える避妊法は? どこで手に入るの? いくらかかるの?
男性用コンドーム 100円ショップやコンビニ、ドラッグストア。
在留カードなどIDを見せなくても買える。
1個50円〜100円。通販では100個入り1,500円 (1個15円台) のものもある。
経口避妊(OC) 産婦人科。医師に診察してもらい、そのあと処方箋をだしてもらう。 1回目は、医師の診察と血液検査、処方箋などで約1万円かかる。2回目以降は、1ヶ月ぶんの薬が約2,000円〜3,000円。健康保険は使えません。
子宮内避妊器具(IUS/IUD) 産婦人科。医師に診察してもらい、そこで入れてもらいます。いれる前に検査が必要です。いれた後も定期的に診察があります。 約4万円。1回入れたら、3〜5年間、効果がつづきます。健康保険は使えません。ただし、月経の痛みがひどい人は、それを軽くするために、治療として入れることができます。そのときは、健康保険が使え、約1万2,000円程度と安くなります。
緊急避妊薬(モーニングアフターピル) 婦人科での診察と処方箋が必要。 1万円以上。
健康保険は使えません。
参考:日本産科婦人科学会.産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2020

日本で使えない避妊方法

もっとくわしく調べる

* 日本でのにんしん WEBサイトコムスタカ―外国人と共に生きる会『避妊について』

コラム:日本への薬のもちこみについて

• 日本へ1ヶ月以上の薬を持ちこんだり、海外から送ってもらうときは、輸入確認証の手続きが必要です。持ちこんだ薬をFACEBOOKなどで売買したり、友人や知人にあげたりすることは違法です。絶対にやめましょう。
• 輸入確認証の手続き:税関での手続きに2週間くらいかかります。

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